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★[感想]怪談レストラン

● 全然知りませんでした。子供たちの間で《 怪談レストラン 》が人気だということを。

去年アニメ化され、今年は実写映画化。

もともとはシリーズ50巻を越える児童文学で、累計販売部数800万のベストセラーだそうです。


映画の予告に出てくる西村雅彦は、本当はどんなキャラなのか?

それだけを確認するつもりで見たアニメ版第1話。

結局、全23話すべて見ることとなりました。

今までの怪談、ホラーと一味違う。

それは一体どこだろう。









● 裏びれたホテル。

急な階段を一段二段。

扉を開けると、そこにお化けの姿が。

真っ白な人魂型、足はありません。

手に持つ蝋燭が怪しげ。

お化けは自己紹介を始めます。


《 私は階段レストランの支配人、おばけギャルソンです 》


なるほど、それで蝶ネクタイ?

でもギャルソンなのに支配人とは?

その辺は本人も納得できないとこらしい。

(^.^)




おばけギャルソンが本日のメニューを紹介。

前菜、メイン、デザート。

放送される怖い話を料理に見立てて、思わせぶりなことを言います。



《 おぼれそうなほどたっぷりの冷たいスープ 》

《 食べたら震えが止まらない舌ざわりのシャーベット 》

《 血に染まる病院を眺めながら食べていただきたい 》

《 子どもと犬にしか見えない死人のソテー 》

《 決してこぼしてはいけない嵐の晩特製のブルガリア料理 》

《 料理される側の気持ちになれる 》



と言った具合です。

(^^;







● メインのキャラは三人。

いずれもアニメのオリジナルキャラみたい。

  Φ 大空アコ、小説家を夢見る小学6年生。

    あだ名はアンコ。

    ちょっと内気、控え目な性格。

    おばけギャルソンとは知り合い?

  Φ 甲本ショウ、アコのクラスの転校生。

    帰国子女。世界中の怖い話を集めてる。

    金髪の美少年。

    無口だが、いざというとき頼りになる。

  Φ 佐久間レイコ、アコのクラスの学級委員。

    成績優秀な美少女。

    何かとアコにちょっかいを出す。

    怖い話を信じないのには理由が…。

あとは印象に残った話を少し、紹介して起きましょう。







● キキーモラ人形(第1話、メインディッシュ)

ショウが死神キキーモラの話を始めます。

古いロシアの言い伝え。

ほかに意見がないので、学芸会の人形劇の出し物はキキーモラに決定します。


放課後の教室、三人とクラスメイトのマリがキキーモラ人形を作ることに。

針金で作った体に白いボロ布を着せて、頭に鶏の置物を乗せスカーフで留める。

後は顔をかいて…、キキーモラ人形の出来上がり。

意外に簡単。


レイコが有名な人形作家が、

《 作った人形には魂を入れないと、ちゃんと動いてくれない 》

といったと言いだし、アンコに魂を吹き込みなさいといいます。

《 どうやって? 》戸惑うアンコ。

《 人形の口に息を吹き込めばいいのよ 》あくまでも高飛車なレイコ。

死神の人形にそんなことできないとアンコが怒り出すと、レイコが自分でやると言い出し、ほんとうに息を吹き掛けます。


あれ、今人形が動いた?

まさか動くはずないじゃん。

でも…。


みんなの視線の先には、ボロボロと涙が止まらないレイコ。

驚くアンコとショウ。

どこか痛いのかと聞くマリ。


《 わからない、なぜかとてもかなしい 心が穴のあいた風船みたいにしぼんで… 》。


堰を切ったように、泣き出すレイコ。

そしてそれだけではすみませんでした。



帰宅時間の放送。

帰ろう、帰ろう。

人形を残し、教室を出る4人。

教室にリコーダーを忘れたアンコ。

一度教室に戻り、再び帰ろうとして振り返ると人形がこっちを見た!?

そして突然うしろから声が。

《 かわいそうに 》

えっ!レイコ?

そこにはレイコの姿。

《 なにが可愛そうなの?》

目は冷たく光り、動きが不自然。レイコはこう言います。

《 おまえだ、おまえは死ぬ定めなのだからな 》


目が青く燃え、アンコに襲い掛かるレイコ。

そこに駆け付けるショウ。


《 人形だ!きっと人形とレイコの魂が入れ替わったんだ! 》。

三(ノ><)ノきゃー、どうすればいいのぉ!

あわてるアンコ。


《 息を吹き掛けて入れ替わっただから、今度は息を吸い込めば…》とショウ。

リコーダーを人形の口に当て、大きく息を吸い込むアンコ。

人形から青いモヤが吹き出します、後からレイコが襲ってきた!

《 レイコの口へ!! 》とショウ。

アンコはリコーダーをレイコの口に、そして魂を吹き込みます。

苦しむレイコ。

その体から死神が抜け出し、正気に。

すかさず人形を壊すショウ。





なんとか大丈夫のよう、みんな無事でよかったね。

というお話。







面白いと思ったのは、まずロシアの怪談話が出てくるところ。

外国の妖怪と言えば、ドラキュラとゾンビ。

それぐらいしか日本には根付かないと思ってました。

古典的な怪談話から、現代の都市伝説へ。

スプラッタや猟奇話の後、今度は世界各地の民話・伝承ときたか…。


いつも上目目線なレイコが、突然静かに涙を流すシーンも印象的でした。









●ひらめになれ(第2話、デザート)

魚屋の娘、みどりちゃん。

不思議な人形を手に入れます。

呪いの人形。

虫ピンを刺して、土に埋めて、呪いの言葉を唱えると、その通りになるというもの。


頭を過ぎったのはクラスメートの金谷さん。

みどりちゃんは金谷さんが嫌いです。

隣の席の金谷さんは、いつも横目で自分を見るから。

まるでヒラメみたいに。

そうだ、本当のヒラメにしちゃえ!

みどりちゃんはそう願い人形を埋めるのでした。


翌日、学校に行くと金谷さんは休み。

そして次の日も、次の日も…。

ある日、店番をしているとまな板の上から声がします。

みると一匹のヒラメ。

《 よくも私をヒラメにしたわね 》

あなた、金谷さん!?

《 私だけヒラメにはならない、あんたもひらめになれ 》

みどりちゃんもヒラメになり、

とうちゃんに刺身にされてしまうのでした。



単純な話ですが、やけに心に残ります。

みどりちゃんはなんでも願いがかなうというせっかくのチャンスを、なぜ隣の席の子をヒラメにするなんてことに使ったんだろう?

それがわからないではなく、なんとなくわかるところが怖い。

そして自分が先に刺身に。

カレーでもなく、サンマでもなく、ヒラメというところもいいところをついているのかも。













<おまけ>怪談レストランメニュー


第1話 2009年10月13日

死んでも食べたいと幽霊たちが行列を作る《怪談レストラン》
死神が焼くロシア風バーベキュー《キキーモラ人形》
思わず身震いする悪魔風シャーベット《行ってしまった女の子》

第2話 2009年10月20日

牙をむいた獣の風味が立ち上る《猫、学校へいく》
おぼれそうなほどたっぷりの冷たいスープ《池のふちの道》
料理される側の気持ちになれる《ひらめになれ》

第3話 2010年10月27日

涙のドレッシングをたっぷりかけたフレッシュサラダ《じゃ、バーイ》
死んだ王女がつくる、本場イタリアのマカロニ《真夜中の王女》
食べたら震えが止まらない舌ざわりのシャーベット《雨の夜の客》







第4話 2009年11月10日

秋風とともに心に忍び込む、懐かしいビン《神かくし》
お皿までどっぷり冷やしてお召し上がりいただきます《井戸の底のばあさま》
呪いのエッセンスをたっぷりきかせた温かなスフレ《白いマフラー》

第5話 2009年11月17日

真夜中に食べるのがスリリングなインド風呪いの前菜《オオカミのひかる目》
血に染まる病院を眺めながら食べていただきたい《死神キラー》
ギョッ、としてあまーい恐怖のあんみつ《つぎはおまえだ》

第6話 2009年11月24日

血のしたたる鬼たちの手料理《こわーい学校》
子どもと犬にしか見えない死人のソテー《とうげの一けん家》
ふたをあけてのおたのしみ《つぼひめさま》

第7話 2009年12月1日

背筋も凍るキンキンに冷たーいスープ《カーおばさん》
早く食べないと目の前から突然消えてしまうかも《たあちゃん》
三途の川の水でつくったシャーベット《あの世からの鈴の音》

第8話 2009年12月8日

ゾクッとするなつかしさにつつまれた《31号室》
マスタードたっぷりの悪魔風ローストチキン《ふりむくな》
モデルさんたちにに人気の、身も細るほど刺激的なスイーツ《コピー機からギコギコギコギコ》

第9話 2010年1月19日

葬式の日の冷たいお弁当《自分の葬式をみた》
決してこぼしてはいけない嵐の晩特製のブルガリア料理《水の精のおくりもの》
たっぷりスパイスをかけたマラケシュ名物のデザート《モロッコで消えた新妻》

第10話 2010年1月26日

血の滴るコウモリステーキに、ルーマニア風ソースをたっぷりかけた《青い炎の館》
不老不死に効くという宇宙食《白い家の少女》
《あの世からの着メロ》







第11話 2010年2月2日

冷たいブルガリア料理、食べたらなぜかほんのり温かくなる《誰のコート?》
100人のお客が100人ともこわい、いやうまいと絶賛する《幽霊屋敷》
お皿に手の跡が付いていても、それは決してパティシエのものではない《背中に手のあとが》

第12話 2010年2月16日

赤ちゃんでも飲めるノルウェー産黒ビール《とりかえられた赤ちゃん》
死のソースをたっぷりとかけた、病院仕立ての薄切りステーキ《いっしょにいこう》
ぎゃーっと叫んで卒倒しそうな蕎麦のケーキ《食堂のこたつ》

第13話 2010年2月23日

美味しすぎて金縛りにあってしまう冷製スープ《亡者道》
新鮮な海の幸を涙で蒸した《海にただよっていた鏡》
呪いのロウソクでこんがりカラメルをあぶった焼きプリン《丑の刻まいり》

第14話 2010年3月2日

もう一人の私が作った五寸釘のステーキ《あたしをかえして!》
何度でも味わえるワラ饅頭《リプレイ》

第15話 2010年3月9日

十年物のワインにピッタリ、鏡の破片で切り落とした生ハム《おまえだ》
一口食べたら思わず踊りながら天国へ舞い上がる《ひとりではおどれないの》
女子高生に大人気!霊も騒ぎ出すアップルマンゴーアイス《空席》

第16話 2010年4月13日

片思いしている女の子にはピッタリ、いくら美味しくても誰にもしゃべっちゃ駄目だぜ《すきな人の髪の毛を…》
刺激的な味を求めすぎると、真っ暗なトンネルから抜け出せなくなるかもしれないぞ《幽霊トンネル》
可愛くて怖い夕暮れ色の氷菓子《学校わらし》

第17話 2010年4月20日

特製パンにレバーペーストをお試しください《きもだめし》
死人も喜ぶ家庭料理《おかえり、あなた!》
食べたらいいことあるかも《すごい手相》

第18話 2010年4月27日

霊のお告げがある特別の石料理《憑き物》
食べると前世がわかる風味のお弁当《生まれ変わり》
お子様に大人気、ミルクたっぷりのアイス《子育て幽霊》

第19話 2010年5月4日

鬼たちが作る死人のサラダ、七日ごとにドレッシングが変わる《あの世の旅のご案内》
西洋の鬼が作ったから揚げ《悪魔の窓》
親子で味わうみたらし団子《泣くつり鐘》

第20話 2010年5月11日

誰も予想がつかない摩訶不思議な前菜《予言テレビ》
怖い後味がこってり尾を引く《悪夢の続き》

第21話 2010年5月25日

口コミで小学生たちの間に広まった注文すると壁の中からニョキッと出てくる《うで》
峠の道で取れた血の滴るような獣の肉のソテー《あらしの夜》

第22話 2010年6月1日

一皿でも二倍怖い《もうひとりの先生》
呪いの隠し味がたっぷり利いた《コンビニののろいグッズ》

第23話 2010年6月8日

意外な人物の意外な秘密が明かされる恐怖の闇鍋《怪談レストラン最初の客》




















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