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★[感想]電脳コイル、4423

● この間、デジタルネイティブという言葉を聞きました。生まれた時からケータイやインターネットが当たり前、そんな最近の子供達の事を指します。

TVゲームが出た時、ひとり部屋で遊ぶ危ぶむ声がありました。でもケータイとインターネットの影響は明らかにそれ以上。現実の生活がどれほど変わったか、大人たちが実感しています。この世代がどんな新しい発想をしだすのか、とても興味深いところです。

そんな世代が主役なのが《 電脳コイル 》、NHK教育で放送され話題になったアニメ。タイトルはそこに登場する謎の言葉です。






● そう遠くない未来。子供達の間では電脳メガネが人気。メガネかけると実際の街並みにデータ化されたバーチャルな街並みが追加、電脳ペットを飼うことができます。常にインターネットに接続、左手の甲を叩けば、ウインドウやキーボードを表示、実際に使うことも。

メガネには都市伝説がいくつもあり、特に有名のがミチコさん。ミチコさんにあった子供はあちらの世界に連れていかれるのだとか。

物語は他愛もないに子供達の電脳喧嘩、コメディタッチから。暗号屋、黒客が登場する辺りから電脳バトルへと戦闘激化。ミチコさんの話辺りからホラー化してきます。メガネ会社と管理局の話で社会派っぽくなったと思ったら…。







● 物語にはコンピュータ/通信用語が数多く登場。例えば、メガネの空間は古い空間と新しい空間があり、古い空間にはメタバグという特別な機能をもつバグがあって、子供たちはそれを探してます。
(さらに貴重なキラバグというのもあり)

メガネの世界を監視・パトロールするキューちゃんと、見つけた古い空間やメタバグを消去して歩くサッチーが登場。大掛かりな場合はフォーマットを敢行します。《フォーマットしています》と書かれた壁が追っかけてくるシーンは、シリアスな場面でしたが大笑いでした。

ちなみにサッチーは神社や学校には入れません。サッチーは郵政局管轄で、神社などは文化局管轄らしい。それをドメインが違うからだと説明します。
上級者はポート番号を調べ、サーバーを偽装し、不正アクセス。内部コードを盗み、権限を与えたり、取り消したりします。

(^_^;

これらの用語の具体的な意味をすべて理解している小学生が日本に1000人はいるんだなぁ、きっと。

(u_u;







● 時にはこんなシーンも。おばあちゃんの家に電話がかかってきます。でも出る前に切れる電話。黒電話表面をじっくりの眺め回して一言。

《あれ!この電話、着信履歴がない!?》

(^_^;


今の子供はケータイなしの待ち合わせの難しさを知っているのでしょうか?少し前に出版された本を入手することの面倒さ、費やされる長い時間を。でも他の世代をどうこう言うのは無意味か…。私も車や電車、テレビがなかった頃を知らないし、ない場所にいくとなんでないのか、それを非難して終わりです。人間に寿命があるのは社会システムにとって見れば便利なことなのかも。いつまでもアッパーコンパチを続ける訳にはいなかいものですから。

● それにしても4423の正体。最終話は完全に持っていかれてしまいました。他の作業は全て停止、画面に釘付けです。驚いてるのに、状況は緊迫、笑わされるんだけど、25話までの謎が頭の中を駆け巡り、涙が止まらない!どんな表情なんだ今の自分!! 気が付くと画面から30cm。久しぶりに私もあちらの世界に行ってしまってました。

f(^_^)








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