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★[感想]巨人の星

●GyaOの昭和TVが2周年。

それを記念して昭和を象徴するアニメ、巨人の星が無料配信されています。

巨人の星といえば元祖、スポコンアニメ。

今でこそ懐かし系番組他で、笑いを取るのに取り上げられていますが、私が子供の頃見てた時は真剣そのもの。

全身がセンサーかのように感受性豊かだった時の事。

高度成長の息吹の中、この番組を見たことは、私のものの考え方に大きな影響を与えていると思います。

週2本づつの配信、開始時点からずっと見ています。

今みると意外な展開に驚いたり、時代を笑ったり。

そして物語の熱さに改めて共感したり。

先週(このレポートの書き始めの時の)見た回(第9話、真実へのピッチング)はこんな話でした。







●中学生なった飛雄馬。

急な坂の橋の上、苦しそうに大八車を女性を見かけます。

すぐに手を貸す飛雄馬。

亡くなった母に似たその人は、お礼にと百円を飛雄馬にくれます。

家を出るときに見た父一徹のボロボロの軍手を思い出す飛雄馬。

この百円で…。

場面が変わって、学校で。

委員長らしき少年が学級会を開いてます。

議題は定年退職する先生へのプレゼント。

結局ライターを買うことになり、みなから百円づつ徴収することに。

飛雄馬は手持ちがないと嘘をつきます。

放課後、集めたお金を確認する委員長。

そこに忘れ物をした飛雄馬が。

続いて委員長を呼びにきた教頭。

学級委員の父、PTA会長がきたらしい。

しばらくして時計屋で。

ライター買いにきた委員長と友達たち。

そこで初めて、百円足りない事に気が付きます。

さっき確かめたはずなのに。

向いの店、軍手を買う飛雄馬の姿。

みんなは飛雄馬を疑い始めます。

次の日の職員室。

飛雄馬を問い質す先生。

無実を訴える飛雄馬。

どちらも引きません。

飛雄馬の長屋。

姉、明子に内定の取り消しの知らせが。

その会社は委員長の父親が経営者、飛雄馬の一件の思わぬ波紋。

長屋に帰った飛雄馬。一徹が一言。

《お前は言うことがあるんじゃないか》。

手には渡せずにいた軍手が。

やった、やってないの押し問答。

一徹はミットを手にし、飛雄馬に言います。

投げてみろと。

一徹のミットを目掛け、投球を続ける飛雄馬。

一徹はその迷いのない姿をみて、飛雄馬を信じると宣言します。









●翌日の職員室。

今度は一徹と先生が押し問答。

結果、PTA総会が開かれることに。

校長以下集まった面々。

学級委員が証言。

確かに百円が亡くなったこと、手持ちがないと言っていた飛雄馬が百円の軍手を買っていたことを説明します。

あの百円はもらったもの。

そう主張する飛雄馬、疑いの目を向ける人々。

その時、如何にも明治生まれ風、紋付袴の校長が机を叩きこう言います。

《生徒がしんじられなくて、何が教育か!》

一同改めて教室を捜索、百円の行方を探します。

机を全て退けてみるが見つからない百円玉。

肩を落とす飛雄馬と一徹。

声をかけようとする委員長。

その時、校長が叫びます。

ちょっとまった~!

その目の先は委員長の上履き。

なんとその裏にガムと張り付いた百円玉が。

一同大笑い。

飛雄馬と委員長はお互いに詫び、決着。

飛雄馬と一徹は帰り道、百円をもらった橋の上、亡き母を思い出す…。



この時代にあった共通の価値観。

現実はそうでないが、こうあるべきなのだという共感。

多くの人がその思いでつながってた時。

昭和の一番いい時代だったのでは思います。









●でももし、これが平成21年の話しだったら。

φ 100年に1度の不況。

 一徹は飛雄馬をブルジョア青雲高校に入れるため、道路工事などの日雇い人夫の仕事を昼・夜続けるが…。

 無駄な公共工事は中止。

 それでなくても近所迷惑なので夜間の工事はちょっと。

 働きたくても仕事がない。

 酔いどれる一徹、荒れる飛雄馬。

φ郵便貯金も民営化、安心して預金できる口座はない。

φ軍手は今でも100円。

 つまりお求め安くなった?今の方が丈夫で長持ちかも。

φ先生が辞めてもプレゼントしない。

 したとしてもタバコは健康に悪いのでライターなんてプレゼントしない。

φ事件はマスコミに嗅ぎつかれ白日のもとに。

 疑った先生はクビ。

 疑った学級委員長はイジメられ、明子の内定を取り消した会社は社長がテレビで謝罪。

φ鶴の一声。

 貫禄のある明治生まれの校長はもういない。

 なにも決まらない。

 事件は裁判沙汰へ。

φイチローのおかげで、大リーグが身近に。

 巨人を目指すより渡米。ギブスをするよりはバッティングセンターへ。


これはこれで、いい時代だと思います。

(^。^;




《 データ 》

放映日 1968/03/30~1971/09/18
放映時間 19:00~19:30
放映曜日 土曜日
放映局 読売テレビ






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